レンジ回りに飛び散った油汚れ

酸性の汚れにはアルカリ性で
油汚れの原因となる油分はタンパク質が主成分で、酸性の汚れになります。
酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤で対抗するのが鉄則。
そして、その代表格は、もはやおなじみになった重曹です。
そのまま振りかける方法でもよいですが、火(または熱)を使うコンロ周りの場合、乾燥して硬くなってしまっていることが多いので、ひと手間かけるとより、効率よくお手入れできます。
例えば、100mlの水に小さじ1杯程度の重曹を溶かした重曹水は、スプレーボトルなどに入れて吹き付けられるようにすると、壁面などに対しても使いやすいです。
硬くなった油汚れに多めに吹き付けて置いておくと、汚れが浮き上がり、除去しやすい状態にしてくれます。
五徳やレンジフードなど、取り外せるパーツは大き目の洗面器やバットなどにこの重曹水を多めに作り、漬け込んでおくのも効果的です。
換気扇の掃除
炒め物や焼き物を調理する際に発生する煙を屋外へ送り出してくれる換気扇。
フィルターが詰まったり、誇りを含んだ油汚れが垂れてきたりと、危ない状態になることもあります。
フード部分やフィルターは取り外しができるものがほとんどなので、一旦外して重症吸いに漬け込む等で、しっかりと汚れを落としてあげましょう。
その際、間違った外し方をして故障を誘発しないように、取扱説明書などがお手元にあれば、よく確認して行うようにします。
そして、フィルターの内部にあるファンの部分。
動きが悪くなったり、故障の原因になったりします。
ファンの部分は液だれしやすいので、重曹水をスプレーで吹き付けたり、重曹ペーストを使うと効果的です。
重曹ペーストは、様々なレシピがあり、重症の半分の量の水を加えたもの、重曹1に対し1/4の食器洗い用洗剤を加え、さらにお酢を少量加え、泡立たせたものなどがあります。
いろいろ試してみても良いでしょう。